タイ料理に使うスパイスやハーブはどんなものがあるの?

タイ料理に使う食材と言えば、まずは唐辛子ですね。

もちろん他にもたくさんあるので、今日はタイ料理に必須の食材の中でも、もっとも頻繁に使われるスパイスやハーブ類をご紹介したいと思います。

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タイ料理に使うスパイスやハーブはどんなものがあるの?

タイ料理には多くのスパイスやハーブが使われています。

南国特有のものから日本でも馴染みのあるものまで、様々です。

タイ料理に使うスパイス1 唐辛子

タイ料理と言えば辛い、辛いと言えば唐辛子。
唐辛子の種類はたくさんありますし、我が家も常備しています。

乾燥した赤唐辛子

こちらは結構大きいサイズの唐辛子ですが、大きいものより、小ぶりのプリック・キーヌーという唐辛子の方が辛いですね。

唐辛子には、

・未熟の青い実
・完熟の赤い実
・赤くなった実を乾燥させたもの、

などがありますが、やはり青いフレッシュなものが最も辛いです。

乾燥させたものをさらに小さく砕いたものは、食べる時の卓上調味料としても使います。

タイ料理に使うスパイス2 にんにく

タイ料理のスパイスで意外と知られていないのがニンニク。
タイの一般的な大蒜は、日本でよく見掛ける大蒜より小ぶりで、粒のまま使うことが多いです。

タイのにんにく

タイ料理は辛いイメージが強く、あまりニンニク臭いイメージは無いんですが、
実はタイ料理には必ずと言っていいほどニンニクが入っています。

殆ど全てのタイ料理に入っていると言っても過言じゃないでしょう。

それなのにニンニク臭があまり感じられないのは、やはりそれに勝るスパイスの量かも知れませんね。

例えばタイカレーを作る時には、カレーペーストを使いますが、
そのペーストの中にもニンニクは必ず入っています。

炒め物をするときは、必ずニンニクを最初に入れて炒めます。

これを薄皮のついたまま包丁で軽く叩き潰して料理に入れます。

タイ料理に使うスパイス3 ターメリック

カレーと言えばターメリックと言うほど日本のカレーには定番の色ですね。

ターメリック

ターメリックは生姜のような形をした根菜で、中は鮮やかなオレンジだったり黄色だったり。

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日本では粉末状で売られていることが多いと思いますが、タイ料理には生の状態で使うことも多いです。

主にカレーに使うので、カレーペーストを作る時に生のまま入れて潰して使います。

独特の香りと味がしますが、カレーに入れてしまえば全く苦味を感じない不思議な食材です。
インドカレーのようなスパイスの主張がないんですね。

北部タイでは、ターメリックではなく、クラチャーイという野菜の根っこを使うことが多いです。

タイ料理に使うスパイス4 レモングラス

レモングラスは主にスープ類に使います。

例えば有名なタイ料理の1つ、トムヤムクンにも入っていますし、
ココナッツミルクカレーには入っています。

輪切りにしてペーストに入れたり、5センチくらいの長さに切って入れたり、
大きいまま軽く包丁で叩き潰して結んでおくこともあります。

タイ料理に使うスパイス5 カー

カーとは、英語ではgalanga、日本語ではナンキョウと呼ばれる、生姜科の一種です。

トムヤムやトムカーのようなスープ類に入っています。
トムカーガイのカーは、このカーのことです。

固いので、食べるときは除けて食べます。が、新鮮なカーは柔らかいので食べても美味しいです。

タイ料理に使うスパイス6 バイマックルー

バイマックルーとは、コブミカンの葉です。

バイマックルー

スープの仕上げ、香り付けに入れることが多いですが、
最初から鍋に入れてしっかり香りを付けることもあります。

また、小さき刻んで豚肉と一緒に炒めると美味しいです。

タイ料理のトムヤムに使うハーブは

タイ料理で有名なトムヤムクンはじめ、トムヤムに使うハーブは上の4~6の3つ、
レモングラス、カー、バイマックルは、まとめて輪ゴムで留めてセットで売られていることも多いです。

市場で売ってるトムヤム用ハーブセット

1つずつ使う量は少ないので、このセットを買うとこれだけでトムヤムなどができてしまいます。

タイ料理に使うスパイスやハーブ まとめ

タイ料理に使うスパイスやハーブは他にも色々ありますが、メジャーなスパイス&ハーブ類をご紹介しました。
最近は日本でも入手しやすくなったので、自宅で作れるタイ料理のバリエーションも広がりますね。

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