クイティアオの注文方法 麺とスープと具を自由に組み合わせ!

タイ料理の中のヌードルと言えばクアイティアオ 。
米からできた麺料理です。

実はこのクィッティアオには、様々な組み合わせから成り立っているんです。

そこで、自分好みのクィティアオ料理にするために、麺とスープ、具や注文方法を徹底解説します!

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クイティアオとは

クアイティアオ ก๋วยเตี๋ยว とは、米を原料に作られた麺で、タイに限らず東南アジア圏でよく食べられています。
タイ以外で有名なのはベトナムのフォーですね。

ひと口にクィティアオと言っても、種類があります。

クエイティアオは大きく分けて

スープの種類

麺の種類

具の種類

の組み合わせによってできています。
これらを自分の好きなものでオーダーするんですね。

逆に、自分で指定しないと、お店の人に「麺はどうする?」などと聞かれます。

クィッティアオのスープの種類

クィッティアオは米麺のことですが、食べ方も色々。
中でもスープの種類はいくつかあるので、その中でも主流なものをご紹介します。

クイティアオ・ナームサイ

クイティアオ・ナームサイ
透明スープのクィッティアオ

クィッティアオ・ナームサイ ก๋วยเตี๋ยวน้ำใส のナームサイとは、透明のスープという意味。
その名の通り、透き通ったスープが出てきます。

味は特にクセもなく、もっとも万人ウケするであろう、シンプルな味です。

クイティアオ・ナームコン

クアイティアオ・ナームコン ก๋วยเตี๋ยวน้ำข้น のナームコンとは、濃厚なスープ と言う意味。
(と言うと語弊がありますが、この場合は透き通っていない色付きの、という感じの意味になります。)

濃い茶色のスープで、八角などのスパイスと一緒に煮込んでいるので、独特の風味があります。
これは好みの分かれるところですね。

クィティアオ・トムヤム

クエイティアオ・トムヤム ก๋วยเตี๋ยวต้มยำ のトムヤムとは、ご存知トムヤムクンのトムヤム。
酸味と辛味の混ざったスープです。

クイティアオ・トムヤム
トムヤムスープの麺。結構辛いです。

お店によっては、普通のナームサイのスープに、チリペーストのプリックパオと砕いたピーナッツを入れただけのところもあります。

クイティアオ・ナームトック

クイティアオナームトック ก๋วยเตี๋ยวน้ำตก は豚の血が混ざったスープです。
いかにも血が混ざった、赤黒い色をしています。

クィティアオ・ナームトック
血とスープを混ぜたスープのクィッティアオ・ナームトック

味自体に強いクセはありませんが、苦手な人はいるかと思います。
私は個人的にはかなり好きで、頻繁に食べています。

ナームトックとは、滝という意味で、味とは関係ありません。

クィティアオ・ヘーン

クアイティアオ・ヘーン ก๋วยเตี๋ยวแห้ง とは、乾いた麺と言う意味。
つまり、スープの無い麺だけの料理ですね。

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スープ無しでどうやって食べるの?と思いますが、具と、調味料を混ぜ合わせて食べます。

お店によってはスープを別で出してくれることも。

ガオラオ

ガオラオ เกาเหลา とは、麺の無いスープのみの状態のもの。
麺では無いのでこのページに入れるかどうか迷いましたが、 一応仲間に入れておきます。

ガオラオ
こちらは透明スープのガオラオ

ご飯と一緒に食べます。もちろんガオラオだけ食べてもいいです。

クィティアオ屋で頼むこともできますが、屋台ではガオラオ専門店もあります。

クイティアオの麺の種類

クアイティアオを注文するときは、自分の食べたい麺の種類も指定します。
指定しなければお店の人に聞かれますし、聞かれない場合はお店の人が勝手に選んでしまうことも。

なので、クイティアオを食べに行くのに麺の種類のタイ語は必須です。

センミー เส้นหมี่

センミー เส้นหมี่ は、極細の麺です。いわゆるビーフンですね。

小麦粉が原料の黄色い中華麺バミー บะหมี่と区別するために、白いという単語を付けてミーカーオ หมี่ขาว と言うこともあります。

乾燥の状態と、生の状態で売られています。

センレック เส้นเล็ก

センレック เส้นเล็ก は小さい麺という意味で、5ミリ弱の麺。
パッタイに使う麺はこのセンレックです。

乾燥の状態で売られています。

センヤイ เส้นใหญ่

大きい麺という意味のセンヤイ เส้นใหญ่ 。

その名の通り3~4センチくらいの太さがあります。
他の2つの麺とは全く違う、もっちりとした食感です。

生の状態で売っています。

クイティアオ以外では、この麺を黒醤油で炒めたパットシーユーと言う料理もあります。

バミー บะหมี่

バミー บะหมี่ は小麦粉が原料の中華麺なので、お米が原料のクイティアオの麺とは全く違います。
クアイティアオ屋とは別に、 バミーはバミーのお店があります。

バミー
黄色い麺のバミー

本来ならこの一覧に入れるべきではないかもですが、クイティアオにバミーを置いてあることも多く、注文すればバミーで作ってくれることも多いので、入れておきました。

店頭のショーケースに、黄色い麺が見えたら注文できます。

極細クイティアオ麺のミーカーオ หมี่ขาว と区別するため、 ミールワン หมี่เหลือง と呼ぶこともあります。

クイティアオの具の種類

クエイティアオのスープと麺の種類が分かったら、後は具を選ぶだけ。

お店によっては豚肉一択のこともありますし、レバー含む内臓だったり、様々です。
例えばカオマンガイを出してるお店なら、カオマンガイのチキンを入れてくれることもあります。

殆どの場合はお肉類ですので、クエイティアオの代表的な具をご紹介します。

  • 豚肉  หมู(ムー)
  • チャーシュー หมูแดง (ムー・デーン)
  • 内臓(モツ) เครื่องใน (クルアン・ナイ)
  • 牛肉 วัว(ウア)
  • アヒル肉 เป็ด(ペット)
  • 鶏肉 ไก่(ガイ)

これら以外に、野菜ともやし、ルークチン ลูกชิ้น という蒲鉾ボールのような具が乗ってくることが多いです。
もちろん、お肉類無しで、野菜無しで、と注文しても大丈夫です。

クイティアオの注文方法 まとめ

このルールが分かれば、自由自在に注文することができます。
クエイティアオを自分の好みで注文できるととっても便利です。

お店によって味も全然違うので、お気に入りのお店を見付けるといいですね。

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