クイッティアオ・ナムトックとは?味や具、食べ方について

タイの麺料理を代表するクイティアオ。

今日はその中でも、クイティアオ・ナームトックを取り上げたいと思います。

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クイッティアオ・ナムトックとは

クイティアオ・ナームトック ก๋วยเตี๋ยวน้ำตก とは、豚の血が混ざったスープの麺です。

クイッティアオナムトック
見た目も味もなかなか濃厚なスープです。

ナームトック น้ำตก はタイ語で「滝」という意味。

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クイッティアオ・ナームトックの語源は

クイティアオ・ナムトックのナームトックとは「滝」。
でも、なぜ豚の血入りスープに滝という名前が付いたかというのは不思議ですね。

いくつか諸説あるので私もこれが語源だ!と確実に言えるわけではないのですが。

昔、クイティアオはボートのような小舟で売られていました。
今でもその名残で、クイティアオ・ルア ก๋วยเตี๋ยวเรือ (ルアとは、船と言う意味)と呼ばれる店がありますし、店の前に置かれたテーブル(カウンター)が船の形をしていることもあります。

説1、
当時、ましてや小舟の上に冷蔵庫なんて無いので、切った豚肉は竹の器に入った氷の上に置かれていたのですが、
その豚肉の血と氷溶け水がしたたり落ちる様子が滝のようだったとか、

説2、
ナームトックを作るときは、大きいお玉の中にスープを入れて、そこに血を落として (トック ตก ) 混ぜるので、その様子から、という説や、

説3、
はたまた、滝の近くで売られていたからとか、

説4、
または、豚の血とスープを混ぜると沈殿するから水 (ナーム น้ำ )が落ちる(トック ตก )から、とか。

他にも説はあるかと思いますが、私がざっとタイ語で調べたりタイ人に聞いたりした時は、上記のような回答が出てきました。

タイ人に聞いてもあんまり確かな答えは帰ってこないことが多いんですけどね。

ちなみに、タイ東北部(ラオスに隣接している地域)のイサーン料理にもナーム・トックと呼ばれる料理がありますが、それはまた別でクイティアオではありません。

クイッティアオ・ナームトックの味は?

クイッティアオナムトックのスープの味は、見た目のまま濃厚で、塩分が高いです。

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が、味に特に強いクセがあるわけではない(個人的感想ですが)とは思います。
匂いも特に臭いと感じることはありません。

ただ、見た目と、豚の血ということで、避ける人は多いかも知れませんね。

クイッティアオ・ナームトックの食べ方

クイッティアオ・ナームトックも、他のクイッティアオと同じように、麺の種類を選びます。

これはもう好みの問題だと思うのですが、私は極細麺のセンミー เส้นหมี่ が合うと思っています。
ナームトックの濃厚なスープがいい感じに極細麺に絡むんですね。

もちろん他の麺での注文もありですし、他の麺が美味しいと力説される方もいると思います。

クルアン・プルンの卓上調味料セット
酸っぱい、辛い、甘い、をお好みで調節できます。

左上:プリックソム พริกน้ำส้ม(唐辛子酢)
右上:プリック(唐辛子)
左下:ナームターン น้ำตาล(砂糖)
右下:ナームソム พริกน้ำส้ม(発酵唐辛子酢)

また、私が今回食べたお店では、付け合わせにもやしとハーブ(ホーラパー โหระพา =バジルの一種)が付いてきたので、それらをお好みで麺に入れて食べたり、別でつまんだり。

クイッティアオナームトックと野菜

やはり日本人だからか、こういう時に生野菜が付いてくるのは嬉しいですね。

テーブル上にケープムー แคบหมู という、豚の皮をカリカリになるまで揚げたものが袋に入った状態で置かれていることがあるのですが、それもお好みで麺と一緒に食べます。

カリカリのままでもよし、スープに浸して柔らかくして味わうもよし、です。
食べた分はお会計時にお店の人が勘定してくれるので、空き袋を分かりやすく置いておくか、自己申告します。

これはテーブルに最初から置いてあるペットボトルや瓶のお水やコーラも同じで、勝手に開けて飲んでいいですが、お会計時にお店の人が勘定してくれます。

当たり前ですが、万が一気付かれなかった場合はちゃんと申告してあげて下さいね。

クイッティアオ・ナムトックとは?味や具、食べ方 まとめ

クイッティアオは一杯の量が少ないお店が多いので、一度試してみるのもいいですよ。
私はそれで美味しさにハマってしまいました。

美味しい店が見付かるといいですね!

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