タイの麺料理の1つに、カノムチン/カノムジーンがあります。
主に専門店で食べられることが多いです。
もちろん家庭でも食べます。
では、どういった食べ方をするのでしょうか。
カノムチン/カノムジーンとは
カノムチンとは、タイ語で ขนมจีน と言って、見た目は日本の素麺のちょっと太い版と言った感じです。
ただ、そうめんは小麦粉でできていますがカノムチンは米からできています。
また、麺はかなり柔らかく、フォークで麺料理としてフォークやお箸で食べるものではなく、小さい蓮華でブツブツ切りながら食べます。
タイの地方都市や田舎では、個人でやってる麺工場が市場などにあるので、新鮮な麺を買うことができます。
カノムチンは、基本的に生の状態で売られているので、1キロ、500グラム、などの重さの単位で買います。
乾燥麺もあるのかな?私は今まで見たことはありません。
カノムチンとカレー
カノムチンは、主にカレーをかけて食べます。
まさに、お米の代わりですね。
カレーには種類があって、北部ではน้ำเงี้ยว(ナーム・ンギアオ)、南部ではココナッツミルク入りの น้ำยา(ナームヤー)が代表的です。
他にも地域やお店によって様々なカレーがあります。
また、みんなが知ってるグリーンカレー แกงเขียวหวาน(ゲーンキアオワーン)や、南部タイ料理の魚の内臓カレー แกงไตปลา(ゲーン・タイプラー)もカノムチンとよく合います。
家では、グリーンカレーをご飯と食べて、翌日にカノムチンの麺を買ってきてカノムチンと食べたりもします。
カノムチンの付け合わせ野菜
カノムチンは、丸小ナス、キャベツの千切り、もやし、インゲン豆などを乗せて一緒に食べます。
お店だと、テーブルの上にどっさりと置かれていたり、別皿で野菜だけ持ってきてくれるので、好きなだけ取ってカノムチンと一緒に食べます。
ゆで卵もよく合います。
全て一緒にお皿に入れて、レンゲでザクザク切るようにして混ぜながら食べるのがタイ人式カノムチンの食べ方です。
タイカレーを麺にかけて食べるカノムチンとは まとめ
我が家では、家族がみんなカノムチン好きなので家でもよく食べますが、専門店で食べるのも美味しいです。
色んな種類のカレーが食べられていいですよ。