タイの食堂や屋台では殆ど全てのお店でテイクアウト/お持ち帰りが可能だと考えていいです。
ちょっと豪華な店構えのお店でも、言えば持ち帰り用に包んでくれることも多いです。
では、どんな風に入れてくれるのでしょうか。注文の仕方や注文にまつわるタイ語も合わせてご紹介します。
タイの食堂や屋台でテイクアウトするとどうなる
タイの食堂や屋台で持ち帰りご飯を注文すると、それぞれの料理に適した方法で入れてくれます。
タイの食堂でご飯物のテイクアウトすると
タイの食堂で、ご飯ものや炒め物などは発泡スチロール製の箱に入れてくれます。
最近は環境意識も広まって紙製の入れ物も増えてきました。
もちろん、自分でタッパーを持っていけばそれに入れてくれます。
外から見るとこんな感じ。
メインのご飯は箱の中に、スープやタレ、調味料はビニール袋に入れてくれます。
中身は、
1人前がきっちりまとまって入っています。
付け合わせの野菜や卵などもちゃんと入れてくれます。
汁は分けてくれるので、持って帰る途中に漏れることもありません。
タイの食堂で麺類をテイクアウトすると
タイではラーメンのような麺料理も持ち帰りできます。
こちらはテイクアウトしたクイティアオトムヤムに入っていたもの。
麺と具を入れた袋と、スープを入れた袋に分けてくれます。
合わせて調味料の小分けパックも入れてくれます。
お箸は、何も言わなくても入れてくれることもありますが、必要なら自分からお願いした方が確実です。
カオソイも、この通り。
細かい具は麺の袋に、カレーは袋に入っています。
初めて見たときは、なんと素晴らしいアイディア!と感動しました。
熱々のスープを別と麺を分けているので、麺が伸びる心配もありません。
また、お店で食べる場合は注文ごとに入れているもの(ネギや胡椒、にんにく油など香り重視の食材や調味料)などは麺の方の袋に入れてくれるので、
家に帰ってお皿に入れる時にスープと混ざるようになっています。
パッタイなどは紙で包んでくれることもあります。
タイの食堂や屋台でテイクアウト注文方法
タイの屋台や食堂でテイクアウトするには、上述のようにそれぞれの料理に合ったパッケージ方法で言います。
タイ語での言い方は
箱に入れて
⇒サイ・クロンใส่กล่อง
袋に入れて
⇒サイ・トゥンใส่กถุง
家に持って帰る
⇒アオ・クラップ・バーンเอากลับบ้าน
※丁寧な言い方にするため、 語尾に男性はครับ(クラップ)、女性はค่ะ(カー)を付けます。
または、注文時に「1皿」「1杯」などではなく、「1箱」「1袋」と言えば、あえてテイクアウトと言わなくても分かってもらえることが多いです。
ご飯ものや炒め物など汁気の無いもの
1箱⇒ヌン・クローン หนึ่งกล่อง
2箱 ⇒ソーン・クローン สองกล่อง
麺類やカレーなど汁気のあるもの
1袋 ⇒ ヌン・トゥン หนึ่งถุง
2袋 ⇒ ソーン・トゥン สองถุง
紙に包んでくれるもの
1包み ⇒ ヌン・ホー หนึ่งห่อ
2包み ⇒ ソーン・ホー สองห่อ
となります。なので、
「焼き飯1箱お願いします。」
アオ・カーオパット・ヌン・クローン・クラップ
เอาข้าวผัดหนึ่งกล่องครับ
「カーオソーイ1袋下さい。」
アオ・カーオソーイ・ヌン・トゥン・クラップ
เอาข้าวซอยหนึ่งถุงครับ
「パッタイ2包み下さい。」
アオ・パッタイ・ソーン・ホー・クラップ
เอาผัดไทยสองห่อครับ
となります。
タイの食堂でテイクアウト用の調味料
そして、お持ち帰りにはちゃんと調味料も付けてくれます。
この、唐辛子とお砂糖がセットになっているところが、タイらしいいですね。
主にクエイティアオなどの麺料理にはこの砂糖&唐辛子のセットが付いてきます。
それとプリックソムという唐辛子のお酢漬け。
酸味が欲しい時に入れます。
それから、炒め物系にはプリックナムプラー(唐辛子漬けナンプラー)を一緒に入れてくれます。
なぜかレモンの輪切りっぽい絵が描いてありますが(笑)こちらは酸っぱくありません。
酸っぱいのは透明な液体のプリックソムです。
これらは商品化された市販の調味料パックですが、お店にある調味料(小さいビニール袋に入れて輪ゴムで留めた物)を入れてくれることもあります。
日常的にテイクアウトの注文が多いお店では、最近は市販のパックを使っていることが多いですね。
タイの食堂や屋台でご飯をテイクアウト 持ち帰りする方法 まとめ
どんな店でもお持ち帰りできるのはタイの良いところ。
ご飯の用意が面倒だな、でも外食も面倒だな、という時は、テイクアウトが楽ですね。
サクッと買って帰って家でゆっくり食べる、というのはクセになります。