カオモックガイのレシピ 炊飯器で簡単!タイのスパイス香る本格チキンライス

タイ料理の中でも辛くない部類に入る人気のご飯のひとつカオモックガイ(ข้าวหมกไก่ Khao Mok Gai)、タイ風チキンビリヤニとも言われています。あの独特なスパイスの香りが効いたライスの美味しさは、無性に食べたくなります。

でも家で作るにはハードルが高そうと敬遠し勝ち。ご安心下さい。これからご紹介するレシピは、家にスパイスや特別な調理器具がなくても、炊飯器さえあれば、驚くほど本格的かつ手軽に作れます。

本記事では、まずタイ料理初心者の方でも手に入れやすい本格スパイスミックスの選び方から、相性の良いお米、そしてカオモックガイの美味しさを決定づける甘酸っぱくてピリ辛のナムチム(付けダレ)の作り方まで、写真付きで丁寧に解説します。

このレシピを試せば、炊きあがりの瞬間にキッチンいっぱいに広がる芳醇なスパイスの香りに、自身も家族も「ああ、ご飯が楽しみ」と心から感じられるはずです。さぁ、あなたも自宅で本格的なカオモックガイ作りに挑戦してみましょう!

Sponsored Links

炊飯器で本格カオモックガイを失敗なく作るレシピ

タイでの生活で、料理のハードルを最も上げるのは「慣れない食材や調味料をどう使いこなすか」ではないでしょうか。特にカオモックガイは、ターメリックやクミンなどのスパイスを数種類使うため、「揃えるのが大変そう」「分量が難しそう」と感じてしまうかもしれません。

でもご心配なく。市販のスパイスミックスを使うことで驚くほど簡単に、しかも美味しいカオモックガイを作ることができます。

タイ料理初心者でも簡単!カオモックガイの基本材料と本格スパイスの選び方

カオモックガイの美味しさは、その土台となるお米選びと、独特の風味を生み出すスパイスにかかっています。

カオモックガイのスパイスは何が入ってる?

カオモックガイのスパイスは、クローブ、クミン、シナモン、カルダモン、ターメリックパウダー、コリアンダーシードなどが入っています。さらにブラックペッパーやチリパウダー、塩などで味や辛さを調整、、、これらを全部揃えたとしても好みによって入れる分量も様々。

そこで私がおすすめするのがこのカオモックガイの素、シーズニングミックス!

LOBOという有名ブランドのもので、タイ料理を作ったことがある方なら一度は目にしたことがあるブランドではないでしょうか。様々なスパイスミックスを販売していて、スーパーなどでも買うことができます。もちろんLAZADAなどのネットショップでも買うことができます。

価格も40バーツ前後と特別高いものではないので、家に常備しておくと晩ご飯のメニューに困った時に便利です。

カオモックガイは、タイ料理を日常的に作る我が家でも使わないスパイスが含まれているので(タイ料理はパウダースパイスはあまり使いません)、私もいつもこのミックスを使っています。意外とバカにできません。かなり美味しく仕上がりますよ。

中は2パック入っているので、少量作りたい人にも便利です。

👉カオモッガイの素を見る

カオモッガイに使うご飯は?

お米はやはりタイ米の、ジャスミンライスを使うのが一般的です。ジャスミンライスは、日本のお米(ジャポニカ米)と比べて粘り気が少なく、パラパラとした食感に炊き上がるのが特徴です。このパラパラ感が、スパイスの効いた鶏肉の旨味を吸い込んでも、ベタつかない理想的なカオモックガイの食感を生み出します。

タイではどこでも手に入りますので、ぜひジャスミンライスを使ってみてください。
👉タイで人気のタイ米おすすめは?失敗しないジャスミンライスの選び方と炊き方

カオモックガイに使う鶏肉はどの部位?

カオモックガイの鶏肉は、もも肉を使うことでジューシーさが保たれ、炊飯器で調理してもパサつきにくいのでおすすめです。もも肉はタイ語でสะโพกไก่(thigh サイ・上もも)やน่องไก่(drumstickドラムスティック・下もも/スネ/ふくらはぎ)またはสะโพกติดน่อง(もも肉全体)と呼びます。
※「鶏もも肉」は日本と違って、太ももの部分と下の部分の呼び方が分かれていて、別々でも買うことができます。

皮の付いてない方の骨の横辺りに少し切り込みを入れると、味が染みやすく、火の通りもよくまります。(タイの鶏モモ肉は基本的に骨付きのままで売っています。骨ごと炊き込むので骨は外さなくていいです。)

炊飯器に任せるだけ!失敗知らずの簡単カオモックガイ調理ステップ

材料の準備が整えば、あとは炊飯器にお任せするだけ。このステップは、タイ料理初心者でも失敗知らずの「魔法」のような工程です。

ステップ1:下味を付ける
鶏肉とミックススパイス、30分〜1時間ほど漬け込みましょう。スパイスの香りを肉の奥まで浸透させます。

カオモックガイ漬け込み

💡ここにヨーグルトを少し入れるとお肉がより柔らかくなります。(なくても大丈夫です。)ヨーグルトは鶏もも肉1つ分に対して大さじ2杯くらい。

ステップ2:全ての材料を炊飯器にセット
次に、洗ったジャスミンライスを炊飯器の内釜に入れ、通常の炊飯より少し少なめのお水を入れます。(米:水=1:1〜1:1.1)

私はいつも新米を使うので、お米と同量のお水((米:水=1:1)を入れます。少ないかなと心配になりますが、鶏肉から水分が出るのと漬け汁の水分があるのでちょうどいいです。

その上に、漬け込んだ鶏もも肉を乗せます。漬け汁には鶏肉の旨味とスパイスの香りが凝縮されているため、残さず綺麗に入れましょう。

ステップ3:炊飯
炊く時は「普通炊き」モードで炊飯します。

私は普段の白米は「早炊き」モードで炊飯しますが、カオモッガイの場合はチキンが入っているのでゆっくり普通の炊飯モードで炊きます。炊飯器の加熱機能は、鶏肉とお米を均一に加熱してくれるため、火加減の心配は一切いりません。

炊きあがりのアラームが鳴ったら蓋を開け(※蒸気口や蓋を開ける際は、熱い蒸気にご注意ください。)上の鶏肉を取り出し、ご飯を優しく全体を混ぜて完成です。

炊きあがったご飯は、ターメリックで美しい黄色に色づき、見た目にも食欲をそそる本格的なカオモックガイの出来上がりです。恐らくところどころオコゲ(ご飯の焦げ付き)があると思いますが、これこそ自宅で炊く最大のメリットだと私は思っています。

炊飯器を開けた瞬間に広がるスパイスの香りは、まさにタイの食堂を思い出させることでしょう。

Sponsored Links

カオモックガイを格上げする「ナムチム(タレ)」の作り方

カオモックガイが「カオモックガイ」たる所以は、添えられた「ナムチム(น้ำจิ้ม)」、すなわち特製のタレの存在にあります。日本でいうカレーと福神漬けのようなもので、このタレがないと、せっかくの本格的なカオモックガイもどこか物足りないものになってしまいます。

ナムチムは、甘さ、酸味、辛さ、塩気が絶妙なバランスで調和した、カオモックガイ専用のタレです。特にタイの湿度が高い気候の中で、この爽やかなタレが食欲を増進させる効果をもたらします。このタレを加えるだけで、あなたの作ったカオモックガイが、まるでタイの専門店で出てくるような格別の味わいに格上げされます。

ナムチムの簡単レシピと失敗しない黄金比率

ナムチム作りは、酸味と甘味、そしてピリッとした辛さのバランスが全てです。タイの調味料を使いこなせば、驚くほど簡単に本格的な味が再現できます。

市販のカオモックガイのタレは、甘辛いナムチムガイ(スイートチリソース)が添えられてることが多いですが、今回はあえて市販品では少ない「パクチーソース」をご紹介します。これはタイ本場ならではのナムチムです。

まずはベースとなる甘酢を作ります。(多めに作って後でサラダにも使います。)

甘酢の材料と作り方
お酢(น้ำส้มสายชู) 大さじ4
砂糖 大さじ3
塩 小さじ1/2
お水 大さじ4

全てお鍋に入れて火にかけるまたはレンジで1分ほどチン。かきまぜて砂糖が溶けたら冷ましておきます。
ーーーーーーーーー

ナムチムの材料と作り方
にんにく กระเทียม 2、3カケ
唐辛子 พริก  2〜3個(お好みで辛さ調整してください)
ミントの葉 สะระแหน่ 5〜10枚くらい(葉のみ)
パクチー ผักชี  2本(葉っぱと茎どちらも)
甘酢 90cc(大さじ6)

作り方は至ってシンプルで、これらの材料を全てミキサーでブイーンと混ぜるだけです。
甘味、酸味、辛み、塩味の4つが全て合わさった味になります。

タレの分量はあくまで目安ですので、ご自身の舌で調整しながら、「甘味と酸味のパンチが効いているか」「しょっぱすぎないか」をチェックしてみてください。特に辛さは好みが違うので、お好みで調整してください。

タレの調整を通して、タイ料理の奥深さを知る「体験」もまた、移住生活の醍醐味になるはずです。

カオモッガイの副菜アージャー อาจาด

実はカオモックガイにはアージャート(Acar อาจาด)というキュウリのサラダをセットにすることが多いです。あっさりしていて一緒に食べるとお口直しにもなります。

まるでキュウリの酢の物のピリ辛版(ピリ辛どころか結構辛いけど)ですが、日本人のお口にも合うと思うので、時間があればぜひ付け合わせに作ってみてください。

材料と作り方

キュウリ แตงกวา 小さいもの2本
赤小玉ねぎ หอมแดง 4カケ
唐辛子 พริก 1〜2本
先ほどの甘酢 大さじ3

キュウリと赤小玉ねぎを1cm角に切って(または薄くスライス)、唐辛子は2mmほどの輪切りにします。後は先ほどの甘酢を入れるだけ。時間が経つと野菜から水分が出てくるので、食べる15分くらい前に作るといいです。

よくある質問

ナムチム(タレ)は必須ですか?他のタレで代用できますか?

ナムチムは、カオモックガイを「本格的なタイ料理」として完成させるために、ぜひ試していただきたいタレです。必須ではありませんが、これがないと味が単調になりがちです。他のタレで代用するなら、スイートチリソース(ナムチムガイ)が代用候補となります。
ちょっと物足りないなという場合はマナーオ(タイのライム)を搾ったり唐辛子を足してください。

👉LAZADAでナムチムガイを見る

鶏肉はどこの部位を使うのがおすすめですか?

カオモックガイには、鶏もも肉の使用を最もおすすめします。もも肉は脂身が適度にあり、炊飯器でじっくり加熱してもパサつきにくく、ジューシーで柔らかい食感を保つことができます。食べやすさを重視するなら、骨を取り除いたもも肉が良いでしょうけど、骨から出た旨味がご飯に染み込んでさらに美味しくなるので骨付きのまま炊くことを強くおすすめします。お皿に盛り付ける時に骨からお肉だけを取り外すといいですよ。

スパイスセットが手に入りません。代替のスパイスはありますか?

タイのスーパーで見つかるカオモックガイ専用のスパイスセットがベストですが、手に入らない場合は、ご家庭にあるカレー粉(ターメリック、クミン、コリアンダーが主成分のもの)を大さじ1〜2程度使うことで代用できます。これに、追加でターメリックパウダー(色付け)とクミン(風味)を追加すると、より本格的な風味に近づきます。シナモンスティックかパウダーと、カルダモンを加えて炊き込むと、カオモックガイ特有の爽やかで複雑なスパイスの香りに近付きます。

カオモックガイのレシピ 炊飯器で簡単! まとめ

タイで生活で、「自宅で本格的なタイ料理を作りたい」という願いは、炊飯器を活用したカオモックガイレシピで意外と簡単に実現できます。

この記事でお伝えしたように、カオモックガイの調理の成功の鍵は、次の3点に集約されます。

  1. 鶏肉の事前準備: スパイスで漬け込み、ジューシーさを確保すること。
  2. 炊飯器の活用: 火加減の心配なく、お米と鶏肉を同時に美味しく炊き上げること。
  3. ナムチムの存在: 甘酸っぱい特製タレで、本格的な味に格上げすること。

炊飯器一つで完成するカオモックガイは、忙しいあなたにとって、本格的なタイの味を自宅で手軽に楽しめる、最高の時短レシピとなるでしょう。今日ご紹介したレシピは、タイの食材に慣れるための第一歩としても最適です。

ぜひ、この週末にでも材料を揃えて、自宅の炊飯器で挑戦してみてください。炊きあがりの香りに、きっと感動するはずです!

👉タイ料理の素セットはこちら
実はLoboからは他にも色んなタイ料理の素が売られています。自宅で作るタイ料理にとっても便利です。

Sponsored Links
タイトルとURLをコピーしました